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【第4のワクチン】ノババックス製の新型コロナワクチンの有効性は?他3社との違いは?

医療(medical)

こんにちは、SAW(さう)@SAW_Blog1132です。

厚生労働省は2021年9月7日に国内で4種目となる米バイオ製薬ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンを武田薬品工業と1億5000万回分の供給契約を結んだことを発表しました。

ノババックス?また新しいワクチンが出てきたな・・・

いろんなコロナワクチンが出てきてもう分からないよ

と感じている方も多いと思います。

なので、この記事では
ノババックス製ワクチンとはどのようなものか
ノババックス製ワクチンとその他3社(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)との違い
について詳しく解説していきたいと思います。

まだワクチンを打たれていない方は、今あるワクチンの中でどれを打ったらいいのかの参考にもなるので是非最後までお読みください。

ファイザーモデルナアストラゼネカの新型コロナワクチン3社の違いについては前回の記事で簡単に分かりやすくまとめていますので、まだお読みでない方はこちらからご覧ください。
【徹底解説】ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの新型コロナワクチン3社を比較!

まずは、ノババックス製の新型コロナワクチンの概要について紹介していきたいと思います。


ノババックス製のワクチンとは


ノババックス製のワクチンは、組み換えたんぱくワクチンと呼ばれる種類で、ウイルスのタンパク質の一部を注射して抗体を作るというものです。

組み換えたんぱくワクチンは1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般的に2回の接種が必要となります。

皆さんに馴染みがある組み換えたんぱくワクチンの代表例としては、以下のようなものが挙げられます。

    • B型肝炎ワクチン
    • DPT-IPV:四種混合ワクチン(D:ジフテリア、P:百日せき、T:破傷風、IPV:不活化ポリオ)
    • DT:二種混合ワクチン(D:ジフテリア、T:破傷風)
    • 日本脳炎ワクチン
    • インフルエンザワクチン
    • 肺炎球菌ワクチン
    • 子宮頸がんワクチンなど

皆さんが幼少期に予防接種で打ったことがあるものも、実は組み換えたんぱくワクチンが使われています。

すでに長く使われ実績もある手法のため、比較的安全性が高く副反応も少ないとされています。

mRNAワクチンウイルスベクターワクチンとは違い、長年使われてきた歴史のあるワクチンの種類のため安全性が高いのは嬉しいですね

国内生産のため安全に保存ができ、保存温度も2~8℃で流通管理がしやすいという特徴もあります。

組み換えたんぱくワクチンは開発に時間がかかりやすい

最大のデメリットは開発に時間がかかりやすいことでした。

組み換えたんぱくワクチンは抗原という体内で免疫反応を引き起こすたんぱく質を工場でつくり、投与する手法です。

一方で、ファイザーやモデルナ、アストラゼネカのmRNAワクチンウイルスベクターワクチンは病原体を構成するタンパク質の設計図を投与することで、体内でタンパク質を作り免疫反応を起こします。

そのため、工場ではなく体内で抗原タンパク質を作ってるのです。

mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは、抗原タンパク質を工場で製造する過程がないため、開発に時間をかけることなくワクチンを完成させることができました。

mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチン

タンパク質の設計図(遺伝情報)を注射

工場で抗原たんぱく質の遺伝情報を作る

開発に時間がかからない

 

組み換えたんぱくワクチン

抗原となるタンパク質を注射

工場で抗原タンパク質を作る

開発に時間がかかる

ノババックス製ワクチンの今後の見通し

ノババックス製のワクチンは現在も開発中で、供給は早くても2022年の初めとなる見通しです。

既にワクチン接種を終えた人に追加投与するブースター接種への使用を視野に開発を進めており、変異株への対応などにも活用する考えも示しています。

9月8日に米バイオ企業ノババックスは新型コロナウイルス季節性インフルエンザ混合ワクチンの臨床試験を豪州で始めたと発表しています。

混合ワクチンの初期の試験結果は来年前半に明らかになる予定で、実用化できれば、ワクチン接種を効率よく進めることができるかもしれないですね。



他3社との違いは・・・

次にノババックス製のワクチンと他3社のワクチンの違いを比べてみましょう。

新型コロナワクチン4社の比較

製薬会社ファイザー(米国)モデルナ(米国)アストラゼネカ(英国)ノババックス(米国)
種類mRNAワクチンmRNAワクチンウイルスベクターワクチン組み換えたんぱくワクチン
有効性95%94.1%76%90.4%
接種回数(間隔)2回(21日間)2回(28日間)2回(4~12週間)2回(21日間)
対象年齢12歳以上12歳以上原則40歳以上開発中のため不明
保存温度-70℃-20℃2~8℃2~8℃
日本との契約数1.94億回分の契約締結1億回分の契約締結1.2億回分の契約締結1.5億回分の契約締結
日本の承認承認済み承認済み承認済み国内治験中
製造元海外製造海外製造国内製造国内製造

以上に示したようにノババックス製のワクチンは今まで開発された新型コロナワクチンの中で唯一伝統的な手法を用いたワクチンです。

今まで様々な種類のワクチンとして使用されてきたこともあり、組み換えたんぱくワクチンに関する過去のデータも多くあるため比較的安全性が高いといえます。

ファイザーやモデルナ製と比べると有効性は90.4%とあまり高くないと感じますが、一般的なインフルエンザワクチンの有効性は60~70%であることから十分に効果があると言えます。

接種方法は他社のワクチンと同じく一定の期間(21日間)をあけて、2回の接種で行うことができます。

ファイザーやモデルナ製のワクチンは冷凍での保存が必要でしたが、ノババックス製のワクチンの保存温度は2~8℃のため一般的な冷蔵庫での保存が可能になります。

また、日本国内で製造されており、保存方法も簡単なためワクチン輸送に伴うリスクが大幅に軽減されると見込まれています。

ディープフリーザーなどの特別な設備が必要ないためコスト面の負担も軽減されますね

ノババックス製のワクチンは現在治験中のため、今後の日本国内での承認に期待したいですね。


まとめ

  • 伝統的なワクチンのため比較的安全性が高いとされている
  • 有効性90.4%で他社のワクチンと比べて高くないが効果は十分にある
  • 変異ウイルスへの対応のため、ブースター接種への使用も視野入れている
  • 新型コロナとインフルの混合ワクチンの臨床試験が開始し期待が高まっている

今回新たに日本で供給が始まることとなったノババックス製のワクチンにはこれらの特徴があることが分かりましたね。

ワクチンの選択肢が広がり、接種推進への期待が高まる中、私たち1人1人がワクチンを打つのか打たないのかどのワクチンを打つのかの選択が迫られてきています。

どのワクチンを打つのか選ぶ過程でワクチンに対する正しい知識を持っておくことはとても大切なことです。

ワクチン接種済みの方も、今後ブースター接種なども始まる可能性もあるため、「私には関係ない」というのではなく、必要な知識を身に付けておくことは大切だと思います。

今回の記事を参考にして1人1人がワクチンに対して向き合い、少しでも考えていただけるきっかけとなれば幸いです。

まだワクチンを打たれていないという方は、私が実際にワクチンを接種してどうだったのか、どのような副作用が現れたのかを記事にまとめていますので是非参考にしてみてください。
【必読!】新型コロナワクチンの副作用とは 実際に接種した体験と感想を大公開

最後までお読みいただきありがとうございました。

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