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【徹底解説】ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの新型コロナワクチン3社を比較!

医療(medical)

こんにちは、SAW(さう)@SAW_Blog1132です。

今回は、最近話題のファイザー、モデルナ、アストラゼネカの新型コロナワクチン3社の違いを解説していきたいと思います。

この記事をお読みになる前に、先日投稿した新型コロナウイルス感染症の概要と実際に接種した感想などをまとめた記事がありますので是非お読みください。
【必読!】新型コロナワクチンの副作用とは 実際に接種した体験と感想を大公開

他にも、基礎疾患を持っている人はコロナワクチンの接種をどうすればいいのかを現役看護師のSAWがまとめた記事もありますので、是非お読みください。
【現役看護師が徹底解説】新型コロナワクチン 基礎疾患がある人はどうすればいいの?

まずは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社の概要を解説していきましょう。


ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社の概要

ファイザー(Pfizer)

アメリカのニューヨーク州に本社を置く製薬会社です。

2019年の世界の医薬品売上高で2位という成績を残しています。

新型コロナワクチン製品名:コミナティ

モデルナ(Moderna)

アメリカのマサチューセッツ州に本社を置くmRNAを活用した新薬開発を強みにしている企業です。

新型コロナワクチン製品名:COVID-19 ワクチンモデルナ

アストラゼネカ(AstraZeneca)

イギリスのケンブリッジに本社を置く製薬会社です。

新型コロナワクチン製品名:バキスゼブリア

次に新型コロナウイルスワクチンの有効性に関してファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社を比較していきます。


ワクチンの内容について3社を比較!

ワクチンの有効性

有効性とは、どれぐらい発症予防効果があったのかを示すものです。

以下の表は新型コロナワクチンの従来株に対する有効性を示したものです。

企業名有効性(%)
ファイザー(Pfizer)94.6
モデルナ(Moderna)94.1
アストラゼネカ(AstraZeneca)70.4

 

インフルエンザのワクチンの有効性は約60%であり、コロナワクチンの有効性は十分にあると言われています。

変異株に対するワクチンの効果について比較していきましょう

変異株へのワクチンの効果

ファイザー(Pfizer)モデルナ(Moderna)アストラゼネカ(AstraZeneca)
イギリス変異株高い有効性→89.5%従来のウイルスと同程度の有効性→94.1%従来のウイルスと同程度の有効性→66%
ブラジル変異株有効性あり→75%抗体の量が減ったがワクチンとして必要なレベルは上回る抗体の働きを示す値が下がるが効果あり
南アフリカ変異株高い有効性→91.3%抗体の量が減ったものの(従来株の6分の1減少)ワクチンとして必要なレベルは上回る効果は見られなかった→10.4%
インド変異株高い有効性→88%ワクチンの抗体がやや弱くなることを確認したが(従来株の3分の1~4分の1減少)ワクチンの効力に大きく影響することはない有効性あり→60%

(表中の%は左記の変異株に対する有効性を示す)

ワクチンの種類

mRNAワクチン
    • ファイザー(Pfizer)
    • モデルナ(Moderna)

mRNAワクチンとは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤になります。

本剤を接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内で新型コロナウイルスのタンパク質がつくられ、免疫が構築されます。

ウイルスベクターワクチン
    • アストラゼネカ(AstraZeneca)

ウイルスベクターワクチンとは、人体に無害な改変ウイルスを「運び屋」(ベクター)として使用し、新型コロナウイルスの遺伝子をヒトの細胞へと運びます

ベクターを介して細胞の中に入った遺伝子から、抗原となる新型コロナウイルスのタンパク質がつくられ、免疫が構築される仕組みです。

保管温度と期間

・ファイザー(Pfizer)
-75℃で6か月、-20℃で14日間、2~8℃で5日間保管可能
・モデルナ(Moderna)
-20℃で6か月、2~8℃の冷蔵状態で30日間保管可能
・アストラゼネカ(AstraZeneca)
2~8℃で6か月保管可能

ウイルスベクターワクチンは、温度管理が2~8℃でよく、mRNAワクチンのような冷凍での管理が不要ということが利点です。

接種回数と間隔

ファイザー(Pfizer)モデルナ(Moderna)アストラゼネカ(AstraZeneca)
必要な接種回数2回2回2回
接種間隔3週間4週間4週間~12週間

対象とする年齢

ファイザー(Pfizer)モデルナ(Moderna)アストラゼネカ(AstraZeneca)
対象年齢16歳以上

(2021年5月28日より12歳以上になりました)

18歳以上18歳以上

現在の供給量

ファイザー(Pfizer)モデルナ(Moderna)アストラゼネカ(AstraZeneca)
供給量1億9400万回分5000万回分1億2000万回分

ファイザーだけでなく、他2週類のワクチンか承認された今、ワクチン3種類の合計は3億6400万回分(1億8200万人分)になり、ワクチンの供給スピードの加速が期待できます。

ワクチン接種における副反応

・ファイザー(Pfizer)

倦怠感:1回目の接種後23.2%、2回目の接種後は69.6%

頭痛:1回目の接種後は21.2%、2回目の接種後は53.7%

37.5℃以上の発熱:1回目の接種後は3.3%、2回目の接種後は38.4%

・モデルナ(Moderna)

接種した場所の痛みや腫れ、全身の倦怠感や頭痛、筋肉痛、寒気、発熱、吐き気など

通常は接種後数日以内で消えます

・アストラゼネカ(AstraZeneca)

接種した場所の痛みや倦怠感、頭痛、筋肉痛、発熱など

通常は接種後数日以内に消えます

また、アストラゼネカ製のワクチンは副反応として、ごく稀に血栓症を引き起こす可能性があります。

これまでに英国内で血小板減少を伴う209例の血栓症が報告されており、そのうち41名が死亡しました。

そのほとんどは1回目のワクチン接種後に発生したものであり、その確率は約10万人に1人という割合です。

ENA=ヨーロッパ医薬品庁は、アストラゼネカ製ワクチンは安全で効果的なワクチンで、接種によって発症や重症化を防ぐメリットは副反応のリスクを上回るとしています。

アストラゼネカ製のワクチンの副反応の血栓症によって死亡するケースは極めて稀であり、また、このワクチンは他と比べてアナフィラキシーショックのリスクが少ないというメリットもあります。

メリットとデメリットを総合的に考えて接種を検討してみると良いですね!



まとめ

現在日本では、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3種類のワクチンが承認されました。

皆さんは、新型コロナワクチンを接種するにあたり、それぞれのワクチンのメリット・デメリットを把握した上で接種することが大切だと思います。

もし、どのワクチンを接種すればよいのか分からないという方は、かかりつけの医師と相談することもおすすめです。

日本でのワクチンの供給が十分でない状況において、モデルナ、アストラゼネカの2週類のワクチンの追加承認がもたらす影響は小さくないと思います。

この記事を参考にして、自分にはどのワクチンが適しているのかを吟味していただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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